Dynamic Objectは剛体シミュレーション用オブジェクトです。スタートフレーム以前のモーションはシミュレーションに継承されます。Dynamic listヘルパーオブジェクトを追加した場合、そこに登録されたオブジェクトにはヘルパーオブジェクトの設定が適用されます。
Pick:
オブジェクトをリストに追加します。
Add:
複数のオブジェクトをシーンエクスプローラーから追加します。
Remove:
選択したオブジェクトをリストから除外します。
Type:
シミュレーションのメッシュタイプを設定します。Convex Hullタイプはシミュレーションの際に最適化されたケージオブジェクトを内部的に作成し、使用します。これは通常、高速かつ安定した結果を得られます。しかし、凹型形状を持つオブジェクトの衝突は正確に処理することができません。Meshタイプはオブジェクトのメッシュをそのままシミュレーションに使用できます。これはどのような形状でも衝突の処理を行うことができます。しかし、処理は低速で不安定になることがあります。
Start Frame:
リスト内のオブジェクトのシミュレーション開始フレームを設定します。
Restitution:
リスト内のオブジェクトの反発係数を設定します。
Friction:
リスト内のオブジェクトの摩擦係数を設定します。
Roll Friction:
リスト内のオブジェクトの回転摩擦係数を設定します。
Spin Friction:
リスト内のオブジェクトの回転摩擦係数を設定します。
Margin:
リスト内のオブジェクトの衝突マージンを設定します。シミュレーションオブジェクトは、適切なマージンを持つ必要があります。
Mass:
リスト内のオブジェクトの重量を設定します。単位は[kg]です。
Sleep Velocity Threshold:
リスト内のオブジェクトの速度によるスリープ閾値を設定します。オブジェクトの速度がこの閾値よりも小さくなった場合、オブジェクトはスリープモードに入ります。
Sleep Rotation Threshold:
リスト内のオブジェクトの回転速度によるスリープ閾値を設定します。オブジェクトの回転速度がこの閾値よりも小さくなった場合、オブジェクトはスリープモードに入ります。
