Kinetic objectはシミュレーション内の衝突オブジェクトです。このオブジェクトは動いていてもかまいません。動いていない衝突オブジェクトは、Static objectに登録した方がよい結果を得られます。Kinetic listヘルパーオブジェクトを追加した場合、そこに登録されたオブジェクトにはヘルパーオブジェクトの設定が適用されます。

Pick:
オブジェクトをリストに追加します。

Add:
複数のオブジェクトをシーンエクスプローラーから追加します。

Remove:
選択したオブジェクトをリストから除外します。

Type:
シミュレーションのメッシュタイプを設定します。Convex Hullタイプはシミュレーションの際に最適化されたケージオブジェクトを内部的に作成し、使用します。これは通常、高速かつ安定した結果を得られます。しかし、凹型形状を持つオブジェクトの衝突は正確に処理することができません。Meshタイプはオブジェクトのメッシュをそのままシミュレーションに使用できます。これはどのような形状でも衝突の処理を行うことができます。しかし、処理は低速で不安定になることがあります。

Restitution:
リスト内のオブジェクトの反発係数を設定します。

Friction:
リスト内のオブジェクトの摩擦係数を設定します。

Margin:
リスト内のオブジェクトの衝突マージンを設定します。シミュレーションオブジェクトは、適切なマージンを持つ必要があります。